注文住宅を設計事務所に依頼するメリットは、専門の設計士が設計を担当してくれることです。大手住宅メーカーでも設計担当はいますが、ほとんどが若手です。大手は昇進と共に所属する部署が変わり、設計を長く続ける人は少ないのが現状です。設計事務所の担当者は一生、設計を行う人たちで。設計事務所に所属するからには腕に覚えがあり、他社には負けない自負を持っています。そのような人たちに設計を依頼することで、質の高い設計が期待できます。注文住宅を設計事務所に依頼するデメリットとしては、依頼者の好む住宅を設計してくれる設計事務所を探すのが難しいことです。設計事務所は広告や宣伝が得意ではなく、Webサイトの検索でも探せない場合があります。他の業界にはある、その業界の検索サイトもほとんどありません。その中で、気に入った設計事務所を探すのには骨が折れます。雑誌やWebサイトで偶然見つけた物件の設計者に依頼するか、知人から紹介してもらうしか方法がありません。